第31回 「N.S.PRO1050GH」に「トブンダ」を合わせて試打してみました。
先日、島田ゴルフの軽量シャフト「V-85」に「トブンダ」のヘッドを装着して試打したところ、かなり良い感触だったので、今度は「トブンダ」のヘッドにいろいろなシャフトを装着して、試してみました。
「トブンダ」のヘッドはポケットキャビティですが、ヘッドが小さ目・グースが控え目・幅広ソールという珍しいタイプなので購入したものです。これが意外にも優れもので、振り抜きが良く、特に打感と弾き感がとても心地良いので色々なシャフトで試してみることにしました。
島田ゴルフの「V-85」、日本シャフトの「NS1050GH」、「NS950GH」、「NS850GH」等で試してみました。フレックスは全てRです。
「V-85」の場合は、振り抜きが良く、かなり楽に打てるのですが、打ち出しが少し左に出ました。(私がフッカーなのとかなり捕まりの良いヘッドのせいだとは思います。)
「NS950GH」は悪くはないのですが、しなり感がいまいち合わない点とグリップが太くなってしまう点が少し気になります。
「NS850GH」は私にはまったく合いませんでした。以前試打した時も同じでした。何が原因なのかすら全く分かりません。ですからこのシャフトは私には評価できません。
結論としては「NS1050GH」が一番良い結果になりました。当たり前ですが「950」「850」とは感触が全く違いました。同じメーカーの同じブランドでも全くの別物でした。球も良く上がり、ほぼストレートボールが打てました。重量的には少し重いかな?と思っていたのですが、重さを感じる事はありませんでした。
おそらく、ヘッド重量のせいです。このヘッドは重量が一番手分くらい軽量にできていて、一番振りやすい重量に調整したところ、シャフトが重いとは全く感じませんでした。逆に安定感というメリットが出ました。シャフト重量が重くなると、当然バット側も重くなります。それで安定感が増したのだと思います。
単純にシャフト重量を重くするだけでは振りづらくなるだけだと思いますが、ヘッド重量の調整で好みのバランスを見つけられると思います。
ちなみにスチールシャフト用の7番アイアンの平均的な重量は266gですが、今回は259gのヘッドに4gの鉛を貼って263gにしたところ、とてもオートマチックに打てるクラブが出来ました。