女子プロゴルファーを目指している方にも読んでほしいブログ

日本人ゴルファーのスイングに関する個人的意見を綴らせていただきます。

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

番外編 カリスマコーチの金言?迷言?

カリスマコーチの金言?迷言? CATVを見ていたらカリスマコーチの方が面白いことを言っていました。(カリスマコーチってたくさんいるんですね。)その方が言うには、 90~100レベルの人は 飛ばす必要はない。 パーをとる必要はない。 全ホール、ボギー…

第25回 三菱電機レディスでの山下美夢有プロのインパクト

三菱電機レディスでの山下美夢有プロのインパクト 三菱電機レディス2023を見ていたら、珍しい角度から山下選手のインパクトの瞬間をスロー映像で流していました。体の正面よりわずかに左側からの角度です。 山下美夢有プロのインパクトはとても素晴らしいも…

第24回 島田ゴルフの軽量スチールにヘッドを装着しました。

先日、購入した島田ゴルフの軽量スチール「V-85 MADE BY SHIMADA」にヘッドを装着しました。 チップ径がわずかに太いのでカーボンシャフト用のヘッドに装着しました。(N.S.PRO850GHもチップ径が太めでした。やはり軽量スチールは強度を出…

第23回 島田ゴルフの軽量スチール 「V-85 MADE BY SHIMADA」

島田ゴルフの軽量スチール「V-85 MADE BY SHIMADA」 現在、私はカーボンシャフトを使っているのですが、珍しいシャフトを見つけたので買ってみました。「V-85 MADE BY SHIMADA」島田ゴルフの軽量スチールです。硬さはRフ…

番外編 世界一パーパットの上手い男

世界一パーパットの上手い男 「世界一パーパットの上手い男」このフレーズを聞いたことはないでしょうか?最近はこの言葉の真意が間違って伝わっているようなので、知らない人は読んでみて下さい。 「世界一パーパットの上手い男」・・・まず言葉としておか…

第22回 バンカーショットの極意 その2

バンカーショットの真理 どんな状況でもこの二つだけは守らなければならないというものがあります。 逆に言うと、この二つの事が実行できるのであれば、構え方も打ち方もどうでも良いかもしれません。 1.ボールの真下1センチに必ず到達する事。 2.ボールの真…

第21回 バンカーショットの極意

ゴルフレッスン なぜゴルフレッスンは形から入るものが多いのでしょうか?普通は目的が合ってその為の方法があるものですが、なぜかゴルフレッスンの場合は「こうしろ。」というものが多くて、目的や理由は分かるような分からないような何かすっきりしない場…

第20回 ブライソン・デシャンボー

ブライソン・デシャンボー デシャンボーは、350ヤードを超える飛距離を武器に、全米オープンで優勝しました。フェアウェイを外して、深いラフに打ち込んでも、他の人より短いクラブを使う事で難しいセッティングを攻略し、2位に6打差をつけて優勝しました。 …

第19回 ドライバーの飛距離について考える

ドライバーの飛距離について考える 稲森佑貴プロはドライバーの平均飛距離263.8ヤードでドライビングディスタンスは108位です。ところがフェアウェイキープ率は7年連続1位で、日本一曲がらない選手です。その稲森プロが先日、「ACNチャンピオンシップ」で…

第18回 ダウンスイングの始動のタイミングと飛ばしのヒント

ダウンスイングの始動のタイミング 日本の女子プロゴルファーの多くは、 インパクトで右ひじが曲がりすぎています。その原因は インパクトで肩が開きすぎているせいです。 なぜ、肩が開きすぎてしまうのか? それは、「腕を使わずに体の回転だけでボールを打…

第17回 アイアンのライ角をアップライにする?

アイアンのライ角をアップライにする? アドレス時のクラブ位置を再現するのであれば、 インパクトのライ角に合わせてアイアンを調整すれば、右ひじを曲げてシャフトが立った状態でインパクトしても良いのではないか?と思う人もいるかと思います。実はその…

第16回 インパクトで右ひじは伸び切る寸前でなければなりません。

インパクトで右ひじは伸び切る寸前でなければなりません。 下の図は、第1回でも見ていただいた図ですが、世界のトッププロはインパクトで右腕は伸び切る寸前です。これは、「タイガー・ウッズ」「アダム・スコット」「ロリー・マキロイ」「松山英樹」でも同…

第15回 ボールを捕まえる方法 その2

インパクトでフェースをスクエアに戻す方法 1.グリップをややストロングにする 2.ボール位置を左足かかとの延長線上にする 3.クラブの選択 4.コックを自然にリリースさせる ストロンググリップ ストロンググリップについては説明の必要はないと思います。 ボ…

第14回 ボールを捕まえる方法

ボールを捕まえる方法 一般的にボールを捕まえると言われている方法は、シャットフェース・掌屈・アームローテーションといったところでしょうか?しかし、これらの方法は、私の考えるスイングとは相容れません。 シャットフェース 「現在の大型ヘッドドライ…

第13回 ドライバーとアイアンの相性

ドライバーとアイアンの相性 ドライバーとアイアンが見つかったら、最終的には、ドライバーとアイアンの相性が合っているのか確かめなければなりません。 ドライバーのシャフトとアイアンのシャフトの重量差 PGAツアーのプロたちはドライバーのシャフト重量…

第12回 ゴルフクラブの選び方 アイアン編

ゴルフクラブの選び方 アイアン編 アイアンもドライバーと同様に 「やたらと振りやすい」 「なぜか芯にばかり当たる」 「まっすぐしか飛ばない」クラブを探さなければなりません。 アイアンはヘッドが小さい方が簡単です。 フェースを大きくして、重心距離が…

第11回 ゴルフクラブの選び方 ドライバー編

ゴルフクラブの選び方 ドライバー編 優先順位 当たり前かもしれませんが、 「クラブ」よりも「スイング」を優先させなければなりません。「飛ぶと評判のクラブ」があるからと言って、自分をクラブに合わせてはいけません。あくまでも、自分に合うクラブを探…

第10回 ゴルフクラブの選び方

ゴルフクラブの選び方 良いクラブとは何でしょうか?前のモデルより飛ぶドライバーでしょうか? 私は100回打ったら100回ナイスショットが打てるクラブが良いクラブだと思います。 しかし、メーカーも雑誌も「飛ぶクラブ」をやたらと推薦して来ます。し…

第9回 ゴルフクラブは斜めに振るもの

ゴルフクラブは斜めに振るもの ゴルフクラブはグリップエンドを中心としてライ角通りに振ると、フェースの芯に当たり、ストレートなボールが出るように設計されています。ゴルフクラブのライ角は通常60度前後です。つまり、ゴルファーは、シャフトを斜めに回…

第8回 究極のインパクトを迎える為のダウンスイング その2

究極のインパクトを迎える為のダウンスイング ダウンスイングのイメージはシャフトが図のように斜めにスライドしながらハーフウェイダウン(赤丸)を通過し、最下点に到達するイメージです。 ハーフウェイダウン 手は、最下点に到達する前に正しいハーフウェ…

第7回 究極のインパクトを迎える為のダウンスイング その1

究極のインパクトを迎える為のダウンスイング 第5回でも書きましたが、理想のインパクトの形は、 左脚にしっかりと体重が乗り、右足はかかとがわずかに浮く程度です。 頭の位置はビハインドザボールになります。 肩の向きはほんのわずかオープンになり、 腰…

第6回 究極のインパクトの為のトップの位置

究極のインパクトの為のトップの位置 究極のインパクトとは、アドレスで構えたクラブの位置にインパクトで再度クラブが同じ位置に戻ってくることです。 まずは、究極のインパクトを 飛球線後方から見たシャフトの角度から考えてみます。 (見慣れているとは…

第5回 究極のインパクトとは?

究極のインパクトとは? モデル:ネリー・コルダ モデル:脇元華 上の図は第1回で載せたものですが、ネリー・コルダと脇元華プロをモデルにしたアイアンショットのインパクトの瞬間です。両者を比べてみると、ネリー・コルダに比べて脇元プロは①右ひじが曲が…

第4回 タイガー・ウッズと世界基準のスイング

タイガー・ウッズと世界基準のスイング 私の個人的な意見としてはタイガー・ウッズのスイングで現在の世界基準のスイングはほぼ完成した、と思っています。 レッドベターの教え子の、ニック・ファルドやニック・プライスのスイングを、一生懸命に研究してい…

第3回 デビッド・レッドベターの提唱したボディーターンとは?

デビッド・レッドベターの提唱したボディーターンとは? デビッド・レッドベターの代名詞と言えば「ボディーターン」ですが、レッドベターがニック・ファルドと作り上げたスイングは「ボディーターン」の一言で言い表せるほど単純なものではありません。 レ…

第2回 世界基準のスイングとは?

世界基準のスイング 現在、世界のトッププロたちはいったいどんなスイングをしているのでしょうか?世界ランキングトップ5の選手たち(2023年9月現在) 1位リリア・ヴ 2位イン・ルオニン 3位ネリー・コルダ 4位コ・ジンヨン 5位セリーヌ・ブティエ のスイン…

第1回 日本と世界の女子プロゴルファーのレベル差

日本と世界の女子プロゴルファーのレベル差 7月に行われた「全米女子オープン」や、8月に行われた「全英女子オープン」などの海外メジャーをご覧になられたでしょうか?日本人のトッププロが多数参戦したにもかかわらず結果は残念なものでした。しかし、そん…