女子プロゴルファーを目指している方にも読んでほしいブログ

日本人ゴルファーのスイングに関する個人的意見を綴らせていただきます。

第20回 ブライソン・デシャンボー

ブライソン・デシャンボー

 デシャンボーは、350ヤードを超える飛距離を武器に、全米オープンで優勝しました。フェアウェイを外して、深いラフに打ち込んでも、他の人より短いクラブを使う事で難しいセッティングを攻略し、2位に6打差をつけて優勝しました。

 デシャンボーは、350ヤードを超える飛距離を獲得するために、一日に5500kcalの食事をとり、ラウンド中は6ホール毎にプロテインを飲み、ウエイトリフティングで鍛え、約10キロ体重を増やし、体を大きくしました。

 この時、マスコミはゴルフの概念が変わってしまうかもしれないと報じていました。

 

 しかし、この肉体改造は長くは続きませんでした。

 デシャンボーは「体に無理をさせた代償は大きかった。肉体的にも精神的にもボロボロになってしまった。今は一日の摂取カロリーを2900kcalに抑えている。」と語っていました。

 さらに、デシャンボーは手首を故障して、結局手術を受ける事となりました。やはり「自分自身のポテンシャル以上の飛距離」を求める事には危険性があるのです。

 

 デシャンボーは現在はLIVゴルフに移りましたが、今後、彼の活躍を見ることはあるのでしょうか?