女子プロゴルファーを目指している方にも読んでほしいブログ

日本人ゴルファーのスイングに関する個人的意見を綴らせていただきます。

第26回 清本美波選手が最終プロテストを1位T発進。

清本美波選手

 ゴルフサバイバル6月の陣と第6回DSPEインビテーショナルに出場している清本美波選手を見て、「素晴らしいスイングをするなあ。」と思って注目していました。

 その後、プロテスト1次予選をぶっちぎりの19アンダー1位で通過し、2次予選は1日目に5オーバーで75位と出遅れてしまって、「あれ?」と思ったのですが、その後69・68・72とまとめて、無事に15位Tで通過してきました。そして、最終テストの1日目で1位Tと最高の滑り出だしをしました。このまま無事通ってください。応援しています。

 

 とにかく清本選手のスイングは、トップの位置・トップからハーフウェイダウンまでの動き・インパクの態勢、ほぼ全ての動きが素晴らしいのです。

このスイングでミスショットなんか出るの?とすら思ってしまいます。機会があったら一度見てみて下さい。おそらく、すぐレギュラーツアーで活躍してくると思います。

トップは高い位置、且つ、シャフトプレーンの近くという最高の位置です。

シャフトの角度がアドレス時のシャフトプレーンと同じ角度になっています。そして何より素晴らしいのが、この時点で上半身が飛球線後方を向いているという事です。

この腕の位置で上半身が飛球線後方を向いているというのが理想的なインパクトの為に大切なのです。

この位置まで手が下りているのに、シャフトの角度をまだ保っています。そして、上半身はまだクローズドになっています。本当に素晴らしい。

ハーフウェイダウンの時に手がこんなに低い位置にあります。そして、上半身はまだわずかにクローズドです。

インパクトの瞬間です。腰はオープンになっていて(45度位でしょうか)、肩の開きはわずか右手は伸び切る寸前とまさに理想的なインパクです。

これではナイスショットしか出ないでしょう。

 それにしても、プラチナ世代以降の新世代の方達には、良いスイングの人が多くて正直びっくりしています。これでは、20代後半や30代の選手はおろか、黄金世代の選手たちもすぐに追い越されてしまうかもしれません。